ラナンキュラス・ラックスの種や交配について

2017年から、ラナンキュラス・ラックス「アリアドネ」を育てています。
栽培記録はこちら

2024年開花の様子
2017年〜栽培記録まとめ

ラナンキュラスは球根で増えるのが一般的です。
種が販売されている品種もありますが、「ラックスシリーズは種が出来にくい」と言われています。
他のラナンキュラスと交配した結果、実りました。
その記録です。

交配したラナンキュラスの種

交配のために使った花は4種類。
左から、エレガンスピンク/アジアティクス/名前不明白/名前不明赤

エレガンスピンクは、花びらが多かったため。
とても小さな球根から植え、見事な花が咲きましたが、おしべの花粉が見当たらず使えませんでした。

アジアティクスは、写真ではわかりにくいのですが、中心部分やフチが紫がかっており、花びらがアリアドネよりも多かったので、それを引き継ぐといいなぁと思い、園芸店で苗を買いました。

名前不明のものは、「ラナンキュラス」とだけ書かれた球根の詰め合わせから育てたものです。

ラナンキュラス(交配)
  1. 花が咲いてすぐ、アリアドネのおしべを取り除く。
  2. 他の種類のおしべ(花粉)を、アリアドネのめしべに付ける。

ただこれだけです。
素人なので、詳しいことはわかりませんが、花が咲いてすぐは、まだおしべの花粉が未熟なのか、粉っぽくならない状態でした。

一応、雨などで流れてしまわないように、お茶パックをかぶせてみましたが、不要っぽいです。

花が咲いたのが4月。
種をとったのは、葉が茶色くなり始めた5月末になります。

ラナンキュラスの種
ラナンキュラスの種

尖ったこの1つ1つの部屋が、種のできる部屋っぽいです。
受粉率100%なら、100個以上の種が取れるとは思うのですが、そうはうまくいきません(笑

膨らんで大きくなったものだけ、とりました。
この3つから採れたのは、たったのこれだけです。

ラナンキュラスラックスの種
ラナンキュラスラックスの種

少なすぎる。。。
と思ったのですが、発芽率50%だったとしても、我が家の狭い庭には多いくらい。

ラナンキュラスの種

秋蒔きの季節まで、冷蔵庫で保管しておこうと思います。
自分で交配したもので、庭いっぱいに咲かせるのが目標です!

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