なかなか増えない『高砂の翁』、再挑戦の記録とコツ

高砂の翁は本当にうつくしい多肉植物でして。
フリフリの葉が華やかで、まるで葉牡丹や、肉厚なリーフレタスのような印象を与えます。

紅葉が進む前で、この色合い。
まだ、育てて、たかが1年ちょっとなのですが、増やしたくて仕方ありません(笑

そもそも、何枚も挑戦した葉挿しは、発根はするものの成功したことがありません。
奮闘の記録はこちらからご覧いただけます

この記事では、

  • 胴切りして鉢増し
  • 葉挿し実験して発根させたものを土に植えた

記録を残します。

高砂の翁の株分け

まず10月、太い幹の部分に爪楊枝で穴を開けた部分です。
海外の多肉動画を見ると、数箇所開けて霧吹きしたあと、この穴のところから脇芽が芽吹くのですが、ただ穴が傷になって埋まっただけの結果になりました

高砂の翁
幹に楊枝で穴を開けた高砂の翁

左:2024年9月30日
右:2024年11月4日
追記:胴切りして一ヶ月後、この穴から子株が芽吹きました。様子はこちらで紹介しています。

夏あたりから、水/キッチンペーパー/粒状培養土で、発根実験をした結果、粒状培養土のものだけ、根がふさふさと出ました。それを直射日光があまり当たらない屋外に植えました

高砂の翁の発根した葉
発根した高砂の翁の葉挿し挑戦

今までの葉挿し成功率は0%なんですけどね。

下葉の調子が良くないですし、根がつまっている様子が気になって鉢増ししたかったので、思い切って胴切りすることにしました

高砂の翁胴切りするときの葉をもぎとった様子
胴切りした高砂の翁
  • 一番下の葉を4枚ほど残して、真ん中あたりから数枚をとってスペースを作り
    (その、とった葉も葉挿しに)
  • 作ったスペースの部分でカット
  • 本体は大きな植木鉢に植え、カット苗は1日乾燥させてから鉢に植えました

本体の葉の成長点から、2〜3個脇芽が育ち、カット苗は発根してぐんぐん大きな株に育つ予定です
(フラグ希望)

胴切りした高砂の翁の本体
高砂の翁の葉挿し

そもそも、ここまで大きく育っていたんですよ

大きくなった高砂の翁

一番下の葉は、何者かに食べられた痕があり。蛹が育った痕があったり。

若干、虫の存在には気がついていたので、ベニカスプレーをしていたのですが、居心地よかったんですかね。。。新芽の茶色い部分は、薬害でしょうか?

ベニカスプレーが効かないわ、虫に食べられるわ、薬害で葉が茶色くなるわ。。。初めからオルトランにしておけばよかったです

土は、種まき用土と鹿沼土を混ぜたものです。
カット苗をポンと置いただけなので、成功するか不安です

胴切りした高砂の翁
胴切りした高砂の翁

高砂の翁は、単体で鉢に植えていました。多肉愛好家のみなさんもそうだと思いますが、水やりの管理って難しくないですか??

頻繁に水をあげると根腐れすると思って控えるのですが、気がついたら、いつも乾燥しすぎ。他の多肉植物よりも、多めに水を欲しているように感じます。気のせいかもしれませんが。

水を好むセリ科の植物と一緒に植えれば、余分な水分はすべて吸ってくれるのではないか???と(知らんけど)。

大切なのは新しく生えてくるだろう子なので、これで様子を見ます。

高砂の翁の胴切りと寄せ植え
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