2017年から、ラナンキュラスを育てています。
ブログには、栽培の様子や球根の植え付け・掘り上げ、花を交配したり種を採取したり、記事に残しているので、こちらのタグからご覧いただけます
毎年梅雨時に球根を掘り上げ、秋に植え付けているので気がついたことがあります。ネットを検索しても、ない情報なので記事にしますね。
結論を先に言うと、割れた貯蔵根(球根のとがった根の一部)から、子球ができました。
梅雨時にラナンキュラスの球根は、茎をもってごっそり掘り上げています。
夏の間はいろんな野菜を植え、秋に堆肥などをすきこんでから、春に向けて球根を植えたりするのですが、気がつくとラナンキュラスが発芽しているではないですか!
球根は植えっぱなしにしていない。
種は飛んでいない(花びらが散る前にカットする管理。ラックス単体では種ができにくいようです)
となると、考えられるのは、ちぎれた根の一部から発芽した説。
実は、去年も植えていない部分から発芽したので、そうなんじゃないかと思っていたんです。
今年は、6月8日に球根を掘り上げ、分球させたときに、根の一部が折れたんです。
その折れた根だけ。
本当に折れた数センチだけで、写真を見てもわかるとおりクラウン(芽が出る部分)などは全くありません。小さいスリット鉢に植えていました(ブログ記事は こちら
夏の間は半日影管理。
完全に乾燥しないように雨があたる部分に放置していました。
特に芽が出てくる兆しがなかったので、少し土を取り除いてみました
わかりますか?
3〜4cmの細長い貯蔵根(根のとげとげの一部)が、まさかの赤ちゃん球根になっているではないですか!!!
1つは、芽が生えていて、緑の葉が出ています。
3〜4cm細長い貯蔵根は1つも見当たらず。
全て、このような子球になっていました。
小さい根が出ているだけで、まだ何の植物かもわからない状態ですが
16〜17個ほど。
上の小さなスリット鉢の貯蔵根の数を数えたら20個もなかったので、ほぼすべてが子球になっていると考えられます。
これが本当に蕾ができてラナンキュラスの花になるか、引き続き育ててみますね。(近くに植えていたニラから種が飛んで球根ができたとかじゃないことを祈りますw)
余談
この貯蔵根から球根ができるかどうかをネット検索してみましたが、情報は見つけられませんでした。
実は、簡単に取れる根(貯蔵根)がなくても芽の近くに「クラウン」と呼ばれる部分があり、そこに貯蔵養分があるため、貯蔵根を全てはずしたとしてもラナンキュラスは発芽すると言われています。
同時に、ラナンキュラスやダリアは、クラウン(茎の基部)がついていないと芽が出ないと言われています。
つまり、貯蔵根や塊根から芽がでるわけではないと。
ただ、それが球根になると言うことは、『球根から芽が出る』『発芽する』って意味になると思うんですがどうでしょう。
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