紅葉するとピンクがかる 銀葉と、波打つようなフリルの縁が特徴の、美しいエケベリア「クリスペイトビューティー」 この記事では、私がこの多肉を2年間育ててきた中で、どれだけ増えたか、どのように成長したかを写真付きでご紹介します。
初心者でもここまで増やせたポイントや、育てる上で気をつけたことなどもあわせてお伝えしますので、「クリスペイトビューティーを育ててみたい」「もっと増やしたい」という方の参考になれば嬉しいです。

クリスペイトビューティーの基本情報
- 学名: Echeveria Crispate Beauty
- 科名: ベンケイソウ科
- 原産地: メキシコ
- 特徴:
- 葉は肉厚で、ロゼット状に広がります。
- 色合いは青緑色で、日光を浴びると赤みを帯びることがあります。
- 花は春から夏にかけて咲き、鮮やかなオレンジ色の花をつけます。
春〜秋(10〜25℃)が最適成長温度。
夏は直射日光を避け、冬は乾燥気味に管理。
5℃以下で活動停止、0℃まで耐えます(氷点下になるなら夜間は室内管理)
クリスペイトビューティーはどこで買える?
メルカリでレアな品種を探しているときに偶然みかけました。2023年7月に1つだけ購入して、届いたものの状態がよかったため、同じ出品者からさらに追加購入したのが、2023年7月です

メルカリやネットで購入可能ですが、もし近隣に多肉植物を扱っている園芸店があれば、実際に手に取って購入する方がオススメ。
多肉植物専門店やイベントでの購入の方が、株がしっかりしていて選びやすいです。大きさや色味、子株のつき具合なども目で見て選べますし。お値段も専門店の方がお得感があるため、現在はメルカリで多肉を探していません💦
成長を助けた育て方のコツ
葉挿しの方法(成功率◎)
葉挿しは、葉を斜め横向きにして、土に軽く埋める方法がもっとも成功しやすかったです。平らに置くよりも発根・発芽しやすく、ぐらつかないのもポイント。
発根までは直射日光を避け、明るい日陰に置いて管理しました。
私は真夏に購入して、真夏に葉挿ししました。夏と冬はあまり成長しません🥲
下の写真は9月と翌年の3月、動きがあまり無いです


土の種類
市販の多肉植物用培養土をベースに、パーライトを3割ほどブレンド。水はけを重視した配合で、根腐れを防ぐようにしていました


多肉植物用培養土にはすでにパーライトが配合されていることが多いです。ただ、あまり水はけばかりを重視するのもどうかと。。。水きれを起こすとすぐに下葉が枯れるように感じます。
多肉植物用培養土ではありませんが、粒状培養土がオススメ。どの植物にも使えるのですが、根の成長がすこぶる良く気にいっています
水やりや肥料について
土が完全に乾いてから、鉢底から流れるくらいしっかり水をあげるのが基本。汗がでるような季節では夕方に散水しています。
肥料については、「あげない方が、きれいに紅葉する」説ってありませんか?
筆者の持論ではありますが、病害虫や成長に関しても、その株が元気かどうか に関わってくるかと。と言うことで、ここ半年ほどは緩効性肥料を施しています。


パーライト多めの土や、極限に水は少なめに管理していたため、葉挿しはいくつも失敗しました。
現在は、粒状培養土メインで肥料もほどこしているので、大きくなるスピードが速いように感じます。(今のところ、病害虫の被害はなし)
24株に増えた!現在の写真
若干スペースがあるのは、先日植え替えたところだから。これから夏に向けて、一回り大きくなって、ちょうどよい状態で夏を越せるはず!エケベリアパイレーツと白雪ミセバヤと寄せ植えにしています


2年育ててみて、クリスペイトビューティーはとても育てやすく、増やすのも楽しめる多肉植物だと実感しています。
葉挿しのコツや環境を整えるだけで、初心者でもどんどん増やすことができます。これから育ててみたい方の参考になれば嬉しいです!
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