アルブカ・コンコルディアナが休眠したので球根を掘り上げてみました。
さすが5年生球根!予想以上に多くの子球ができており、分球だけでなくスケーリングにも挑戦できそうな状態でした。この記事では掘り上げから分球、スケーリングの様子を残しておきます。
※この記事では、親球から自然に発生した小さな球根を「子球」、人工的に球根を切り分けて増殖させる方法を「スケーリング」と表記しています。
コンコルディアナが休眠したので掘り上げてみた
開花の写真が4月8日
掘り起こしたのが6月7日


2023年に3年生球根を購入して、2024・2025・2026年と育てているので、花を咲かせたのは3回目です

何個分球する?5年球根の子球の数を調査
コンコルディアナの子球は、親球の基部(球盤周辺)から発生します。写真では分かりにくいため、図でまとめました

一般的に、球根を掘り上げるタイミングは、葉が枯れて光合成が終わり、休眠に入った頃とされています。
特に、コンコルディアナは高温多湿な日本の夏に、球根が傷みやすいため、掘り上げて保管する方法もよく行われます。
それに、5年間育てた球根がどれくらい分球しているのか、子球の数や大きさを確認するために掘り上げました(こちらの方が気になる!)



正確な数は数えていませんが、子球はこんな感じで、大きいものから小さいものまで様々。
秋には新しい根が展開するため、今回は古い根を軽く整理しました



毎年梅雨に入る前に掘り起こしてしまうのですが…
このまま植えていると、シラーの球根のように根もいずれ消失するのか、親の大きい球根から子球の方へ栄養が移動するのか、いつのタイミングで子球は自然に離れたり、まんまるの形になるのか… など 気になることだらけなのですが、どれも検証できず^^;
来年以降は、掘り起こすタイミングをずらしたりして、観察していきたいと思います。
スケーリングで増やす|切り方と経過
育てていると自然に分球します。
ただ、せっかく5年生球根は特大サイズ(直径が5cm以上)になったので、スケーリングで増やせないか試してみました。
今回は「1球からどこまで増殖数を増やせるのか」を試したかったため、8分割ではなく、さらに内側と外側に切り分け、理論上16片になる方法を試してみました。
成功率は下がる可能性がありますが、コンコルディアナでどこまで増殖できるか実験してみます。



- まず球根を根(球盤)が残るよう縦方向に2等分
- それぞれをさらに4分割し、合計8個のくし切り状に
- さらに各パーツを「内側」と「外側」に切り分け、最終的に16片にしました。



専門家ではないので詳しくはわかりかねますが、調べたところ、単純にりん片だけを外しただけでは増殖しにくく、発根部にあたる底面(球盤組織)が残っている方が子球形成しやすいようです。
りん片の付け根と球盤組織が残っている必要があるようなので、このように前後に分ける時はちぎれないように、ナイフで切り分けました。


今回は切り口からの腐敗を防ぐため、普段から使っているベンレート水和剤を使用しました。他の球根植物でも、掘り上げた後もこれにくぐらせてから陰干ししています
1週間ほど室内で乾燥させてから、赤玉土に軽く埋めました。
上:内側のりん片8個
中:2等分したもの
下:外側のりん片8個

6月の最初、16片にスケーリングして植え付けし、現在6月23日が上の写真。
乾燥した以外の動きは今のところありません。今後は
- 何個発根するのか
- 何個が腐敗するか
- 内側と外側で成功率に差があるか
- 子球形成までどのくらいかかるか
を記録していこうと思います。

