サボテンが割れた!原因は?どうすれば治る?実例と対策まとめ

2022年から育てているサボテン “エキノプシスオキシゴナ”
春になって、花芽もどんどん大きくなってきて嬉しいのですが、なぜか割れてきたんです。

一体、何が起きたの???

エキノプシスオキシゴナが割れてきた(原因の考察)
エキノプシスオキシゴナの割れ目
目次

原因の考察

1.成長割れ(スプリット)

春になって水やりをしたとき、急激に給水したことにより、サボテンの水分量が急増
外皮が膨張に追いつかずに裂けたと考えられます。

特に冬越し後のサボテンは乾燥状態が続いたあと。
春の水やりで割れやすくなるそうです

2.茶色部分(カルス化)

割れた部分(傷)が自然に治癒しようとする過程で、乾いて硬くなり茶色くなります
「カルス化」と言い、病気ではなく自然な組織です。

治るのか?放置していいのか?

一度裂けてカルス化した部分は、元の緑には戻りません。
ただし、周囲の健康な部分が成長すれば、傷は目立たなくなることもあるようです。

さわって柔らかくなっていなければ、そのまま放置で大丈夫

割れたとき、すぐに気がつけば、傷口に殺菌剤(ベンレートなど)を薄めて塗布しておくと、雑菌予防になります。

こちらは裂けてまだ数日っぽいのですが、すでに乾いているようです。湿気がこもらない、風通しのよい場所に置いているので、このまま様子を見ます

エキノプシスオキシゴナの花芽
サボテンが割れてる

今までの成長記録(開花の様子)

2022年にいただいた時は、10cmのブリキ鉢に。
そのあとは、直径15cmの鉢に植え替え、毎年GWと真夏に、一晩だけ開花しています

あまりにも、花が美しいので、もっと増やしたい!と思い、2024年の秋に直径21cmの鉢に植え替えました。
右が2024年10月上旬
左が2025年5月上旬
(同じ鉢です、角度が違い すみません)

エキノプシスオキシゴナ

現在、花芽がこれだけ付いているので、つい調子にのって水をあげすぎていた模様💦

エキノプシスオキシゴナの花芽
エキノプシスオキシゴナの花芽

再発防止のための管理術

春(気温が15〜25℃)になったら、基本は「10日に1回」程度が目安のようです。花芽が大きくなる頃には、1週間に1回に増やしても良いようです。

今年の春は、急に気温も暑くなったため、筆者は2〜3日に1回、たっぷりあげておりました💦
来年以降の、自分への覚書です

  • 春の初期の水やりは慎重に
    最初は少し湿らす程度、もしくは霧吹きでも◎
    数回に分けて、徐々に水量を増やす
  • 日当たりと風通しを良く
    湿気がこもらない、風通しのよい場所に置く

「旺盛丸」年間水やりカレンダー

筆者の住んでいる兵庫県南部(冬は積雪しない、夏は蒸し暑い)向けの気温で、カレンダーにしてみました

水やり頻度ポイント
1月✖ 完全断水休眠期。断水して寒さに耐える。室内の日当たりで管理。
2月✖ 完全断水同上。根腐れ防止のため一切水を与えない。
3月△ 月1回(暖かい日限定)最低気温10℃を超えたら、軽く水やり再開(午前中)。
4月◯ 10〜14日に1回成長開始。日光を好む。徐々に水やり増やす。
5月◎ 7〜10日に1回活発な生育期。花芽も付きやすい。しっかり日光を。
6月◎ 5〜7日に1回梅雨期は蒸れに注意。風通しのよい場所で。
7月◯ 5〜10日に1回高温多湿。夕方か早朝に涼しい時に水やり。根腐れ注意。
8月△ 10〜14日に1回(遮光あり)真夏の高温時は生育停滞(夏バテ)。半休眠状態。遮光も有効。
9月◯ 7〜10日に1回暑さが落ち着き生育再開。水やりもやや戻す。
10月△ 10〜14日に1回気温低下とともに水やり減らす。
11月✖ または月1回休眠準備。断水に向けて調整。最低気温が10℃切ったら断水。
12月✖ 完全断水休眠期。日光と乾燥を重視。

割れて茶色くなっているのを見つけた時は、本当びっくりしましたが、そのままでも問題なさそうなので、引き続き、開花に向けて管理していこうと思います。

今日、撮りたてほやほや

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