2006年にBritish Seedで購入した種で育てたのが始まり。
夕方から夜にかけて咲き誇り、バニラとムスクを混ぜたような存在感のある香りに魅了され、それから大好きな花になりました。
何回も育てていますが、これだけ見事に満開にできる年はなかなかありません。
微細な種&高温多湿に弱いので、管理に若干コツがいります。
ナイトフロックスとは
別名:ミッドナイト・キャンディ
ムーンライト・フレグランス
ゴマノハグサ科の多年草で、原産地はアフリカ。
日本の夏は高温多湿であることから、原種は一年草扱いと聞いたことがあります。
園芸店で購入できるものは、品種改良され育てやすくした宿根草。
花が終わった後に刈り込んで夏越しすることが可能です。
一度育てたことがあったのですが、原種ほど強い香りはしませんでした。
分類
- 属:Zaluzianskya ーサクラカラクサ属、ザルジアンスキア属
- 科:Scrophulariaceaeーゴマノハグサ科
- 目:Lamialesーシソ目
花言葉
ナイトフロックスの花言葉は、「温厚」
ナイトフロックスの栽培方法
種まき
理想的な温度 15~18℃。発芽には7〜14日かかると種袋に書かれていました。
秋に種まきし、冬は霜と雪を避けて越冬させると、春に花が咲きます。
春に種まきする場合は、遅くならないように気を付けると良いでしょう。
(夏前に種まきしたことがあったのですが、やはり日本の蒸し暑い夏をうまく越すことができませんでした。)
2024年は3月14日に種まきしました。
この種袋には、こんな小さい種が250粒入っています。
全部撒きました。また成長記録を記事にしますね。
適切な用土と水やりについて
今まで私が育てた経験から、あまり土質を選ばないように感じます。
が、比較的水はけが良い園芸土壌で育てると良いでしょう。
加湿は禁物です。
ナイトフロックスの栽培日記
育てたのは2006年から。
こぼれ種から自然に発芽する年もありましたが、これだけたくさん発芽して群生することはほぼありませんでした。
新しく種を購入してプランターにまとめて撒くのが、確実だと思います。
今までに撮った写真を載せますね。
今まで育てた写真
左は、発芽して3〜5cmほど。
種が小さいので、発芽した時の双葉もとっても小さいんです。
蕾はこんな感じ。
草丈は25cm〜30cmほど。
茎が細いので、風に揺れますが、意外と強いので支柱なしで育てられました。
(陽当たりの良いところ推奨です)
夕方から咲き始め、真夜中に満開になります(写真は、真夜中に三脚を立てて撮影したものです)
花の裏側がマルーン色(小豆っぽい色)で、咲くと真っ白。
香りが良いので、1、2本咲いていても、すぐに気が付くほどです。
あと曇りの日は、日中も咲いてくれたりしますよ。
種はどこに出来るか
原種ナイトフロックスの種は、海外メーカーからしか販売されておらず、現在1袋250粒が800円ほどです。(輸送費に¥がかかるんでしょうか、日本で購入するとやたらセレブ価格です)
花が咲き終わったあと、そのまま放置でOK。
受粉が成功していれば、他の花と同じようにめしべ内の子房が育って、種ができますよ。
写真がわかりにくくてすみません。
左側は蕾があがってきたところなので、子房が小さいままですが、右側は花が咲き終わり子房が膨らんでいます。
ここに微細な種がたくさん出来るので、花が咲き終わった後までしっかり育てると、こぼれ種から毎年発芽しますよ。
今年は、植木鉢に植えたので、発芽まではしっかり土を湿らせ。
群生させて種が採取できるまで、頑張って育てたいです!
コメント
コメント一覧 (2件)
小春ちゃん おはよう~^^
ナイトフロックス、本当に可愛くて素敵なお花だね。
小春ちゃんの(夜の)お写真もとても幻想的で、どれだけでも見てられる♡
以前いただいた種から育てた時の甘いバニラの香り、懐かしいなぁ。
そういえば日曜日にHCへ行ったらラナンキュラスラックスを見つけて
お持ち帰りするかどうか迷ったのだけど、お値段見て諦めたのね。
でも今楽天とかで見たら倍のお値段とかで売ってるし!!
今日HC行っちゃうかもしれないわwww
ひなちゅんちゃん、おはよ〜٩(ˊᗜˋ*)و
ありがとう。この写真、昼間と違うから、撮影するのすごく苦労したのよ・・・(笑
今年はたくさん咲かせられるように頑張る!
ラックスシリーズはお値段はるよね。
雪と霜には要注意だけど、それ以外は育てやすくておすすめだよ〜❤️