買ってきた豆苗を料理に使った後、水耕栽培したことがある方は多いと思いますが、プランターで育てたことはありますか?
ポイントさえ押さえて育てておけば、2〜3ヶ月で豆食べ放題になるんですよ!
素人が育てても、やわらかくておいしく、育てやすいのにコスパもよい!家庭菜園で一番コスパがよくておすすめの野菜です。栽培の記録を紹介しますね。
豆苗とは
豆苗の基本情報
豆苗(とうみょう)は、えんどう豆(グリーンピース)の若い芽と葉の部分を指します。豆の香りがするシャキシャキ食感のスプラウトです。
日本では、1990年代半ば頃から水耕栽培され、2008年以降にブームになりました。スーパーでも手に入りやすく、お値段がお手頃なのに栄養満点です。
栄養価
健康維持に欠かせないビタミンやミネラルがたっぷり。
葉物野菜に多く含まれるβカロテンやビタミンC、ビタミンEなど。他の野菜よりも多いのですが、それ以外に、豆類に多く含まれるタンパク質やビタミンB群などの栄養も併せ持つ、栄養バランスの良いお野菜なんです。
豆苗をどこで切るべきか
切り方の重要性
豆苗を切る位置によって、その後の成長が変わります。
買ってきた豆苗を料理に使うとき、よく茎を観察してみてください。脇芽(成長点)があるんです。それで実験してみました
- 左:種のすぐ上、脇芽がない場所
- 真ん中:1節目の上すぐ
- 右:種から2個分の節を残してカット
実験結果
毎日水をきれいなものに変えて水耕栽培しました。左は2日後、右は1週間後
結論を言うと、どこからも発芽して育つようです。ただ、真ん中の種から1節目の上でカットする方が、一番良さそうですね
何回も水耕栽培していくと、豆特有の香りが薄くなりますが、それはそれでやわらかく。生食にもぴったりだと思います。実はプランターに植えて育ててみると、もっと立派に育つんです。
プランターでの豆苗の育て方
暑い季節と寒い季節は、あまり成長しません。
以下に成長記録の写真と、豆食べ放題にするポイントをまとめておきます。
植え付けの記録
固まりのまま密植すると、お互い淘汰しあい、あまり育たずもったいないです。いくかのブロックにカットして、それぞれがうまく栄養を吸収できるように植えてください
草丈が長くなるので、フェンスかネットに沿わせられるような場所にプランターを置きます。左は3月21日、右は4月1日(桜が咲く頃)
草丈が長くなったので縦写真^^
左は4月26日、右は5月19日。やっと花が咲きました。花が咲いた分、実が出来ます
育成のポイント
適温の季節に育てれば、最短で実ります
発芽温度:約20℃前後
生育温度:15〜25℃
(特に20〜22℃が最も理想的)
地植え/プランター、どちらでも構いません。豆苗は中性の土壌を好みます。軽い酸性土壌でも育ちますが、アルカリ性の土は避けた方がよいでしょう。
土は、水はけと保水性に優れたものが適しています。
根腐れしないように排水性が大切ですが、ある程度の水分保持能力がある土がいいんですよ。。。と言うことで市販の野菜用培養土を買えば手っ取り早いのです。自作の場合は、赤玉土や粒状培養土で排水性を高め、腐葉土やバーミキュライトで水分保持能力を高めると良いでしょう。
自分で育てた絹さやは、食べ放題!とってもやわらかくて、素人でもおいしく簡単に作れます。
このまま実を大きく育てるとグリーンピースになりますが、しっかり大きくさせるには定期的な肥料も大切です。
豆苗の利用法
メインブログ(料理)で、レシピを紹介しています。
豆苗関連のレシピはこちらからご覧いただけます
電子レンジで作れるオイスターマヨ和えのレシピ、好評です。こちらのレシピでは豆苗独特のクセを和らげる方法についてまとめているので、豆苗が苦手な方や お子様の食べが悪い場合にチェックしてみてください。
カニカマの塩分を活用したこちらのレシピも好評です。作り方の動画付きです。
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