多肉植物の防寒対策|エアキャップあり無しの温度変化の違い

12月下旬になり、時々 雪がちらつくようになってきたので、多肉植物(エケベリア)の鉢に防寒対策をほどこしました。

簡単にできる防寒対策って

  • 不織布をかぶせる
  • エアキャップ(梱包用のプチプチ)で巻く
  • 発泡スチロールに入れる
  • ダンボールで囲う

などがあると思います。
実は「エアキャップを巻いたところで、さほど変わらないんじゃない?」って思っていて、毎年放置していたのですが、去年霜で傷んだんです。

同じ失敗を繰り返すわけにはいきません w

多肉植物にエアキャップを巻いて耐寒対策

エアキャップはたくさんあるし、不織布も100円SHOPで購入して準備万端。さらに、どれくらいの違いがあるのか数値で知りたかったので、温度計で測ってみました。

時間 12時 (気温8℃) 23時 (気温3℃) 翌朝6時 (気温2℃)
エアキャップなし 14.4℃ 5.7℃ 3.7℃
エアキャップあり 18.1℃ 7.5℃ 4.2℃

まさか、こんなに違いが出るとは!
結果に驚きました。ちなみに、昨日12月22日の私の住んでいる場所の気温がこのとおり。

エケベリア(育てているのは、メアリーベル)は、耐寒温度が0〜5℃の範囲とされています。霜に当たると、ダメージを受けるので、冬季は注意が必要です。

年末年始の私の住んでいる場所の予想気温がこちら

寒冷地なら室内管理の日当たり良好な場所で良いのですが、これなら外で管理できそうです。エアキャップをした温度を見ると、だいたい12月上旬くらいの温度になっていました。

冒頭の表の温度の結果、外気温から植物を保護し、鉢内の温度を安定させる効果があるのがわかりました。

ただ通気性がないので、全部を覆うと。。。
過度の湿気で、カビや根腐れしても困るので、鉢底や上の部分は 通気を確保すると良いでしょう。

エアキャップを巻いた多肉植物鉢

日中、手をかざすと、ポカポカでした!
陽が当たっている時の温度と、朝方の差が大きくなるので、それがちょっと気になるところ。

エケベリアの原産地は中央アメリカやメキシコで、日中は20〜30℃/夜間10〜15℃のようなので。20℃以内の差なら大丈夫かもしれませんが。。。3鉢あるうちの1鉢は、エアキャップを巻かずに育てているので、冬が終わったら比較記事を書きますね。

エアキャップを巻いた時の鉢の温度
エケベリアの冬の温度について

ちなみに、植木鉢ではなく、花壇の土も温度を測ってみたんです。

23時の地点では、エアキャップなしとありの中間温度。翌朝6時では、花壇はなんと5.5℃〜6.5℃もあったんです(場所によって温度が違いました)

花壇には、米ぬか+バーク堆肥(バチルス菌属入り)+AG土力を敷き込んでいるので、微生物の影響もあるかもしれません

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他の多肉植物たちは、全く防寒対策を施しておりませんが←

とっても元気です。もともと軒下で北風は当たらないですし、雪は積もりません。

10月22日に寄せ植えしたアイアンラックも、ちょうど良い具合に成長しています。春本番になると、ちょうどギュウギュウになる予定!

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アイアンラックの多肉
多肉植物の寄せ植え

夏の酷暑が長く続いて、秋が短くなり。。。
うまく越冬させて、いっぱい増やしたいです。

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