今年も猛暑がきびしかったのですが、サンシェードのおかげで我が家のグランドカバーのプラティアは元気だったんです
夏の終わりくらいからか。
西陽が差し込む側のプラティアの元気がなくなり。。。
あれよあれよと言うまに地上部が見えてきたので、挿し芽をしようと枯れかけているものを取り除き、これを見つけました
わかりますか?
何か、根にコブのようなものが出来てボコボコしているんです。
引っこ抜いた大きなかたまりがこれ
あちらこちらにあるんですけど、このスペースには
- プラティア
- 大葉
- アップルゴーヤ
- ミニトマト
しか植えておらず、思い当たる節はありません。
しかも、ミニトマトは、発育の調子が悪かったので、8月には地上部をカットしています。
こういう時に便利なのが、Googleの画像検索です。
おかげさまで、秒でネコブセンチュウと発覚し、「KIMOCHIWARU〜」と言いながら20ページ以上熟読し、その生態について深く知ることができました
初めまして、ネコブセンチュウ
ネコブセンチュウ デビューしました🙌
使い方あっている???笑
ネコブセンチュウの概要
ネコブセンチュウ(ねこぶせんちゅう)は、植物の根に寄生してこぶを形成し、作物の生育を阻害する線虫(センチュウ)の一種です。この線虫は土壌中に広く分布し、特にナス科やウリ科の作物に大きな被害を与えます。根に寄生されると、栄養の吸収が阻害され、植物は発育不良や枯死に至ることがあります。同意語として「根瘤(こんりゅう)センチュウ」や「根こぶセンチュウ」が挙げられます。
そもそも、ミニトマトの地上部は何ヶ月も前にカットしているのに、根だけが残っていることってありますか?もしくは、これはアップルゴーヤの根なのかしら?と、まだ育っていましたが、アップルゴーヤを引き抜きました
左:アップルゴーヤ←きれい!
右:残っていたミニトマトの株←もはや朽ち果てている
とは言え、プラティアの根ではありません。
(プラティアは地中の根が元気ですし、プラティアに影響があるかどうかのデータは見つかりませんでした)
アブラナ科の植物は植えていないため、ねこぶ病ではないですし。
トマトの根が残っていて、ネコブセンチュウが元気に活動していたと考えるしかありません😂
確かにあんまり実らなかったんですよね。。。このせいだったのか!!!
農薬を使わないネコブセンチュウの対策方法を検索してみました。
- 米ぬかの施用
土壌に米ぬかを混ぜることで、米ぬかを好む自活型センチュウの排出により、アンモニア濃度が高くなる→結果アンモニア耐性が低いネコブセンチュウが減る。
- 太陽熱消毒
土壌をマルチで多い太陽熱を利用してセンチュウを駆除。
- 対抗植物を植える
マリーゴールドの一定の種類で、センチュウの増殖を抑制したり密度が減る。緑肥作物のクロタラリアやギニアグラスも抑制効果が高い。
- 土壌微生物の活性化
有機物を施用して土壌微生物を活性化させることでネコブセンチュウの抑制が期待できる。
マルチとかで全体を消毒するのは難しい(そもそも半日影)し、マリーゴールドで減らすにはどれだけ植えなきゃいけないんだ!と思い、❶と❹で対策することに決定。
参考にさせていただきました
と言うことで、土壌改善のために 即 手に入れたのが3種類
- バーク堆肥(バチルス菌属入り)
- 米ぬか
- AG土力
AG土力は、センチュウ対策を謳っているものですし。
米ぬか増し増しで。
堆肥は定期的に植え替えのたびに加えているので、流行りの納豆菌に手を出してみました。
この10月の連休は、ひたすら土を掘り起こして、根っこを取り除きました。写真は
左:挿し芽したプラティア
右:掘り起こした状態
数年間は、ナス科&ウリ科のものを植えないように気をつけつつ、あとは自然の力を信じます。
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