【2025年度版】アメージンググレイ栽培日記|種まきから開花、育て方のコツまで徹底解説

苗を5つ購入して育てた去年。
そこから採取した種を蒔いて、今年もきれいに咲きました。

この1年の栽培日記と、育てる上で新たに気がついた事を記録しておきます。

去年の栽培日記はこちら

目次

種まきから育苗:アメージンググレイの成長記録

2024年、時々液体肥料を施し、種を採取しました。

アメージンググレイの種って、本当に微細で…
本来だったら、サヤから取り出して乾燥させるのが良いのかもしれませんが、サヤごと乾燥させて保存袋に入れ、冷蔵保存しておりました。(※カビが生えやすいので注意が必要です)

ポピーアメージンググレイの発芽

種を蒔くときは、サヤを少しつぶすようにして、適当に蒔きました。

  • 9月下旬〜10月ごろ
  • 光好性種子なので、土は被せない
  • 時々、水をあげる放置スタイル

冬越し:鉢植えでの管理方法とポイント

発芽したあと、本葉が出て3〜4cmになったものを鉢に植え替えました。
ずっしりとした苗だけを、直径15cmの鉢に移植

種まきしたポピー

真冬の間は、

  • 庭の中で一番日当たりが良い場所に移動
  • 雪が降る日は軒下へ移動
    (兵庫県南部なので、それ以外の防寒対策はゼロ)
  • 水やりは、土が完全に乾燥してから

肥料なども特にあげておらず。
苗自体は、さほど大きくなることもなく、変化がゆっくりでした。

春の準備:地植えへの植え付け

苗が大きくなってきて、この鉢では窮屈そうになってきたので、本格的に暖かくなってきた4月に、地植えにしました。

左が3月上旬/右が3月下旬

ポピーアメージンググレイの種まき

根はほぐさず、そのまま
植え付け後の水やりは、2日に1回ほど
 
肥料は、N10:P10:K10:マグネシウム1のIBのチカラ

我が家の庭、朝日とおやつ時だけ日光があたりまして、日中はサンシェードで遮光中です(本来、アメージンググレイは日当たりがよい場所を好むのですが、多肉の葉焼け対策ですでに日除けを張っています💦)

開花までの記録と育て方のコツ

アメージンググレイに付く虫について

春の若葉は、アブラムシやハモグリバエが。
梅雨時期は、ナメクジが。
乾燥が続くと、ハダニが増加しやすいです。

が、今年はよく見ると葉の食害が🥲
写真は表だけにしておきますね(こう言う食害は、葉の裏側に住人が多数いらっしゃいます

アメージンググレイの虫害

葉を取り除くか、天然系のスプレーがおすすめです。
が、すぐに対処したかったので、今、家にあるオルトランを少なめに散布しました(薬害にもナイーブなため、薄めか散布回数は控えめに)

以下が、アメージンググレイにつきやすいと言われている虫一覧です

虫の名前特徴・被害内容対策方法
アブラムシ新芽や茎に群がって汁を吸う。ウイルス病を媒介することも。見つけ次第、テープでペタペタ取る or 水で洗い流す。薬剤も可。
ハモグリバエ(エカキムシ)葉の中に潜り、白い筋状の食害跡を作る。被害葉を早めに除去。薬剤散布も有効。
ハダニ葉の裏に発生、葉をかすれたようにして弱らせる。乾燥すると特に出やすい。水で葉裏を洗い流す。湿度を上げると予防になる。
ナメクジ・カタツムリ若い芽や花を食べてしまう。夜間に活動。銅テープ、ナメクジ用誘引剤を使う。夜に捕まえるのも効果的。
ヨトウムシ夜間に土から出てきて葉や茎を食べる。昼間は土中に潜む。見つけたら駆除。被害が多いときは専用薬剤使用。
コナガ・ガ類幼虫葉を食害し、成長を阻害する。被害の早期発見が大切。幼虫は手で取り除くか、薬剤を。

草姿の特徴について

直径15cmの鉢に密植していた状態で、ほぐさずに地面に植えたのですが。まさか、こんな外に広がるとは!!!

1本目や2本目のツボミがあがってきた時は、コンパクトだったのですが、それから次々にあがってくるツボミは、日光を求めてか、外へ外へ広がりました。

1m以上広がっているので、なるべく支柱を立てて紐で結んでいます。

ポピーアメージンググレイの注意点
ポピーを育てると広がる様子

蕾の出現

蕾が確認できたのは、4月下旬。
蕾が持ち上がっているのが、5月7日/花色がわかるのが、5月13日

アメージンググレイの蕾


開花の記録

5月中旬から順番に咲いた花を撮影するつもりでしたが、3週目の悪天で調子が悪くなり。。。支柱を立てていたにもかかわらず雨風で倒れ、下葉が枯れてしまい。密集している写真は撮れませんでした。

春の強風と雨で毎年、ダメにしています😂

アメージンググレイの花色

アメージンググレイの魅力再発見!

灰色がかったアンティークのような、絶妙な色合いが魅力のアメージンググレイ。

その花色は、咲き始めの淡いグレーから、開花が進むにつれてピンクやパープルを帯びた、なんとも言えないニュアンスへと変化していきます。

一つとして同じ色がない!
毎年、咲いた花の写真を残したくなるのも納得です。

種から丁寧に育て、冬の寒さを乗り越え、春にようやく出会えたこのアメージンググレイの花々。風に揺れるたびに見せる様々な表情に癒されます。もっと咲いてほしかったですが←

来年以降の課題にしようと思います。

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