地面を這うように広がり、可愛らしい花を咲かせるプラティア。でも、その成長過程は一体どうなっているのでしょうか?
この記事では、秋に挿し芽をした小さなプラティアが、厳しい冬を乗り越え、美しい花を咲かせるまでの成長の奇跡を、たっぷりの写真と共にご紹介します。

現在、4月末。
やっと可憐な花が咲き始め、庭に出るたびに魅了されています


私が育てているのは、プラティア・ペドゥングラータ『スターラベンダー』です。
その名の通り、薄いラベンダー色。蕾は青みがかっているのですが、淡い色なので、どんな色とも合うような、優秀なグランドカバーです。
2020年にたった1ポット購入しただけです


左:11月上旬
中:1月上旬
右:4月下旬



秋の終わりに、挿し芽したものは11月上旬、これだけまばらでした。
寒さの中でじっくり成長します。プラティアは、耐寒性があり寒さに当てることで花付きがよくなるのですが、霜と雪は大敵。
最強寒波のときは、ふかふかな土をかぶせたり、不織布をかぶせて、地温で守ると葉焼けしないでしょう。
春になって、新芽がめぶいてくるころ。
雑草も生えるので、隙間の雑草は今のうちに取り除いておくと良いでしょう(写真は、大葉は少し育ってきています)
左:3月上旬
右:4月末


このハンギングは、冬越しした苗を、温かくなってきた春先に、移植したものです。
顕著に密度が増していて、緑色も鮮やかになり、可愛い花が咲いて毎日観察するのが楽しみです!
こちらは、4月3週目のプラティア。
アマガエルさん発見
環境が合えば、自然に増えていくけれど、調子が悪くなったり枯れることもあるので、いろんなところに植えています。
フジバカマの根元や鉢の周りに。
バラの根元は泥跳ね防止に



根がさほど下に蔓延るわけではなく、横に広がっていきます。(土の表面から下は2〜3cm) なので、植物の周りに植えても、養分を取り合わないと思います。



2024〜2025年にかけては、ネコブセンチュウ対策で土壌改善のため、何も植えていない場所があったので…このまま増やすように育てて、来年は庭一面に広がるように咲かせたいと思います。
ブログ内のプラティア一覧記事はこちら
コメント