【冬のプルメリア観察記】新芽の黒ずみ、幹のひび割れ…失敗から学んだ「冬越しのSOS」まとめ

プルメリアを育てて20年以上になりますが…
冬越しは毎年ヒヤヒヤの連続です。特に今年は、室内は常に温かくしているのに、シンガポールホワイト種から育てた実生苗たちに、今までにない異変がいくつも起きました。

病気?虫??枯れるの???
わからないことだらけ。失敗談と調べた対処法を、来年以降への「覚書」としてまとめておきます。同じように冬の管理に悩む方の参考になれば嬉しいです。アドバイスなどあればコメント下さいm(_ _)m

目次

葉の斑点:シンガポールホワイト

購入した生産者さんに確認したところ、成長における生理障害(よくある)と言われましたが、AI判定はハダニによる吸汁被害の可能性が高いとのことでした。

葉の表面にまだら模様が出るんです。
最初はこんな感じで、まだ葉っぱらしい色(緑)なのですが

プルメリアの葉の変色初期。緑色の葉にうっすらと黒い斑点や模様が浮き出てきた状態。
プルメリアの葉裏や表面に広がる黒い斑点。病気かハダニかを疑うような、まだら状の変色

数日経つと、ここまで黄色や茶色のまだら模様になって、真っ黄色になった頃に勝手に葉っぱが落ちてしまいます

プルメリアの冬の落葉サイン。葉全体が黄色くなり、茶色い斑点が目立ち始めた末期の状態。
プルメリアの葉の激しい変色。真っ黄色に枯れ、黒い大きな斑点が広がって今にも落ちそうな葉の接写

葉の面や裏を見ても、ハダニのような姿は特に確認はできませんが、室内がエアコンで乾燥しているので、ハダニの可能性も捨てきれず。

ただ、このシンガポールホワイトの場合は、下の方の葉や窓からの陽光が当たっていない部分になるので、生産者さんのいうように、代謝を落として古い葉を捨てるような現象かもしれません。(斑点が黒ずんでいるのは、弱った部分にすす病などが出ている可能性があるとのこと

ハダニは葉の両面を霧吹きして拭き取ったりすると良いのですが、どちらにしても変色している葉は、光合成の効率が落ちていて、株のエネルギーを消耗させます。いずれポロッと取れるなら、早めに除去するのが◎です。

葉のカスレ:ルブラ種の白い変色

一部、白っぽく粉をふいたようにかすれて、茶色く枯れてきました

室内管理中のプルメリアの葉の表面がハダニ被害によって白くカスレ、乾燥で先端から茶色く枯れ込んでいる状態。
プルメリアハダニの対処方法と室内の管理方法について

これはハダニの仕業。
実は目視できるほどおります。クモの巣のような糸が出てから、ギャー😵ってなりまして、濡らした厚手のキッチンペーパーで拭き取りました。

ペーパーがびっくりするほど茶色になりました←
これだけでも、かなりの数を駆除できているようですけど、0にはならないのでマメに拭かねば。

幹のひび割れ:実生苗の枝

縦にひび割れたり、網目にひび割れたりしています

種から育てたプルメリア・ルブラの実生苗の幹に発生した、乾燥と水不足による縦方向の深いひび割れと組織の硬化。
種から育てたプルメリア・ルブラの実生苗の幹に発生した、乾燥と水不足による縦方向の深いひび割れと組織の硬化。

以前はなかったまずなのに、いつの間にかこのような模様になっていました。
この「幹のひび割れ」は、大人の株よりも幹がやわらかく成長が著しい実生苗特有の症状だそうです。

冬の間、休眠気味なので水やりを控えると、幹が少し細くなります。そのとき、表面の皮も乾燥して硬くなるんですって。そのあと、水を与えて中の組織が膨らもうとしたときに、硬くなった皮が耐えきれずに割れてしまうようです。

放置していいひび割れなのか、手遅れになる腐敗なのか、わかりにくいですよね…

チェック項目正常(成長・乾燥によるひび)異常(根腐れ・腐敗)
幹の硬さ指で押してもカチカチに硬い。ぶよぶよして弾力がない。
色の変化割れた中が緑色、または茶色く乾いている。黒ずんでじゅくじゅくしている。
匂い無臭。酸っぱいような異臭がする。

今回は、放置で、大丈夫そう。
すでに乾燥しているのですが、もし割れてすぐ&心配ならトップジンMペーストなどの殺菌剤を塗ると、ひび割れた部分から雑菌が入るのを防ぐようです。

実生苗は完全断水せず、今度からは「2週間に一度、コップ半分(100ml)」など、少量・定期的な水やりをします。

冬の管理って本当に難しいですよね。去年は幹がシワシワになったので、こちらの記事に残しています

成長点ではない、脇芽の黒ずみ

一番中心の成長点はかろうじて大丈夫なのですが、少し前に出た新芽が、黒くなっています。少しずつ黒ずんでいくのですが、そのまま放置していると、右の写真のように、カリカリに乾燥して、葉が落ちます

プルメリアの枝の先端や脇芽が出ようとしている部分が、乾燥と水分不足(ブラックチップ)により真っ黒に変色して成長が止まった様子。
室内管理のプルメリアの上の葉が黒くなる問題

株全体の水分が足りず、小さい葉に水分を回せないのかなと思います。大きい葉を落としてしまう方法もありますが、プルメリア本人に任せて、このまま少量の水分で管理していきます。最低気温が10℃以上になるころ、戸外管理するので、もう少し耐えてもらいます。

気になる、土のかたまり

シンガポールホワイトの鉢の土。
特に左の方の鉢の土が、カチカチで水をあげると、水をはじくんです😅 気になって仕方ありません

プルメリアの土がかたくなった状態について
プルメリアは粒状培養土がおすすめ

すぐにでもほぐしたいのですが、冬の植え替えは厳禁。
プルメリアシンガポールホワイトは、最低気温が15℃以上になったら戸外管理。

気温がしっかり暑くなって、根も葉も元気に成長する頃に、鉢増しして、もっと水はけのよい土に変えようと思います。ちなみに、この2株は、取り技から増やした個体です

葉の斑点や新芽の黒ずみを見つけたら、すぐに植え替えた方がいいですか?

いいえ、冬の間は「動かさない」のが正解です。 私も最初は焦って土を新しくしたくなりましたが、休眠中に根を触るとかえって株を弱らせてしまいます。最低気温が安定して15°C(できれば20°C近く)を超える5月〜6月までは、霧吹きなどの「保湿」と「観察」に徹して、植え替えは春の楽しみに取っておきましょう。

幹にシワが寄ったり黒くなったりしていますが、腐っているのか不安です。

覚書として残しておきたいのが、「シワがあってもカチカチなら、ただの水分不足(セーフ)」、「触ってブヨブヨし、変な匂いがしたら腐敗(アウト)」という違い。もし硬さがあるなら、焦って切断したりせず、暖かい日の午前中に少しだけ水を与えて様子を見てあげてください。

戸外管理までもう少し!
冬の間、数ヶ月 室内で育てていたので、外に出す時の注意点は、直射日光で葉焼けさせないこと。

日陰→遮光→半日影 で慣らしてから、直射日光をガッツリ当てると良いと思います!が、私は気にせず、毎年 外に出してスパルタ管理。葉焼けした葉っぱはカットすれば、ちゃんと新しい葉が展開します。

去年の今頃は、すでに外に出していたようです。さすがに今年は、まだ最低気温が低いような気がして、思いとどまっています

日中温かくなると、どうしても葉っぱに水をかけまくりたくなるんですよね(その後、鉢が重くなりすぎて、家の中に入れるのを断念)。置き場所を考えながら、今年はもう少し室内管理しようと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントする

目次