3年目に入る、我が家のセンペルビウム・バニラシフォン。
調子が思わしくなかったため、「大きく」さらに「増える」ように1年間頑張って管理した結果がこれでした。
スマホの場合は、ピンチインで大きく表示されます


左:2025年3月18日
右:2026年5月8日
1年前の記事はこちら

1年で、6株8株に増え、この春はランナーが出て子株がいくつも出ています。
ただ、なかなか理想の「センペル丼」には遠い状態…🥲
今回の記事では、「停滞期」の失敗事例から得た考察と、植え替えで実施した管理、植え替え時に発覚した緊急トラブルについての覚書です。
大きくならない原因は?
しゃべってくれるわけではないので、本当の原因はわからないのですが、考えられるのは3つ
- 鉢の形状(奥行き・深さ)
- オフセットの放置
- 水のあげすぎ、肥料不足?
鉢とのバランスが悪かったか…
ランナーはもう少し出てたんですけど、土に着かずに枯れたものもあり、親株の体力だけ消耗していたり…
相変わらず水をあげすぎて根が伸びなかったのか、無肥料だったからか…
日本のサイト(園芸ネットなど)では、「水はけの良い土を好みます。成長が遅いので、肥料はあまり必要としません。植え替え時に、有機質の緩効性肥料を鉢底に入れます。」と書かれています。
海外の植物販売サイト(Bloomindesigns.com)では、植え付けプロセスにて「Dig a shallow hole just large enough for the root ball. Sempervivum have shallow root systems.(意訳:根鉢が入るくらいの浅い穴を掘ります。センペルビウムは浅い根系を持っています。)」と書かれています。
もともと、ヨーロッパの山岳地帯の岩場や砂礫地(されきち)が原産。
土がほとんどないような岩の表面や割れ目にしがみつくため、根を縦に伸ばすのではなく、地表に近い薄い土を横へ横へと広げるのでは。
浅鉢へ植え替え
と言うわけで、今回は浅くて口が広い鉢に植えることにしました。
- 半分弱 鉢底石
- パーライト+軽石を4割ほど混ぜました


子株はまだ取り外さないため、つけたまま。
根は取りすぎず、株元の枯れた葉を取り除いて風通しよくしました。


仮置きしてから、ランナー(子株)の位置を確認してから、土を足して埋めました。
風通しがよくなるように、多肉植物を植える時は鉢の上ぎりぎりまで土を加えています。


1年後のイメージをAIに生成してもらいました。
理想の姿です

緊急トラブル:虫害

株元の枯れた葉をピンセットで取り除いていたときに気がつきました。白い粉状の何かがあります!
一瞬カビかな?って思ったのですが、大きさまちまち。
多肉の大敵 「コナカイガラムシ(根コナカイガラムシ)」!
- 正体: 非常に小さく、白い粉のよう。
葉の付け根や根に集中的に生息し、植物の汁を吸って弱らせます。 - カビとの見分け方: カビは柔らかく広範囲に。
コナカイガラムシは、特定の場所に粉っぽく集まります。
実は、土の中にも潜んでいる可能性が高いので、薬剤散布が必須です。
我が家に常備しているのは、この2種類


同じメーカーの「ベニカ」ですが、少しだけ配合されている成分が違うんです。
スプレーの方は、直接かかった虫を即座に対峙する成分(フェンプロパトリン)が入っていたり、うどんこ病や黒星病などを抑える殺菌成分(メパニピリム)が入っています。使うなら夕方〜日没前。
粒剤の方は、殺虫成分の他、微生物(バチリス ズブリリス)が配合されているので、植物自身の免疫力を高めてくれる効果があるんです。使うなら水やりや雨の前です。
使うタイミングと、効き目の時間が違うので、どちらも使っています。今回は粒剤を蒔きました。
| 種類 | メリット | デメリット |
| スプレー剤 (ベニカX等) | ・即効性がある(目の前の虫をすぐ倒せる) ・隙間に隠れた虫に直接噴霧できる | ・効果の持続が短い ・薬害(葉焼け)や、表面の粉(ブルーム)が剥げるリスクがある |
| 粒剤 (オルトラン等) | ・持続性がある(1ヶ月ほど守る) ・土に撒くだけで根から吸収され、全身に効く ・葉を濡らさないため、見た目を損なわない | ・即効性がない(行き渡るまで数日かかる) ・水やりをしないと成分が溶け出さない |
そんなに成長は早くないので、秋か来年の春にまた記事にしますね。
長期戦だわ…
