初めてオキザリスボーウィーを見かけた時、その大きくて濃い花色に魅了されました。
「ちょっと植えてみよう〜〜〜❤️」と庭のすみっこに植えたはず。何もお世話していないのに、どんどん増えて行くんです。他の植物のところに広がる勢いで…
筆者は、定期的に土壌改善のために土を掘り起こすのですが、土に混ざって球根も移動するんでしょうね。離れた場所でも育つため、「鉢植えだけで育てなくては!」と思って植えたのが1年半前。


植木鉢作戦は、大成功!
が、1年半育てると、土が盛り上がって窮屈そうだったので、植え替えようと思い、掘り起こしてみました。
… ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! …


この白い大根のようなもの。
これは、主に水分でできていて、牽引根っていうんですって。
植物が水分や栄養を吸収するための根なのですが、同時に、土の中にスペースを作る役目もあるそうです。一定期間経過すると消滅するため、できたスペースに球根が降りてくる。球根を土の中に引っ張る役目もあるとか。



牽引根の上に、三日月のような球根があり、そこから茎が伸びます。
球根は結構小さく、外れたりとれたりします。球根がとれた苗でも、根が元気であれば、根付くので、このまま土に植えました。
3月4日


オキザリスボーウィーの基本情報
学名: Oxalis bowiei
科名: カタバミ科
原産地: 南アフリカ
特徴: 三つ葉のような形状の葉と、鮮やかな色の花を持つ。葉は日光に当たると開き、夜間や曇りの日には閉じる特性がある。
以下が、写真から植物名を判定できるアプリ “PictureThis” の情報をキャプチャーしたものです


育て方
植物専用アプリや、AIに聞いた一般情報を黒文字でまとめました。何年も育てているのですが、一般情報と「ズレ」を感じるので😅
赤文字で、筆者の栽培経験を書いておきます。
※筆者は兵庫県南部に在住です
- 環境
光:明るい場所を好むが、夏の強い日差しは葉焼けを引き起こすことがあるため、半日影が理想的。
温度:温暖な気候を好む。冬は5℃以上を保つことが望ましい。
雪が積もらない場所であれば、地温があるので、地植え鉢植え共に問題なし(雪が軽く積もった翌シーズンでも元気に開花)
- 土壌
土質:水はけの良い土壌を好む。観葉植物の土や、サボテン多肉植物用の土が適している。
pH:中世からやや賛成の土壌が理想。
土質は選ばず適応力強めな感じ。ただ環境が合っているだけなのかもしれませんが、どんどん増えます。
- 水やり
頻度:土の表面が乾いたら水を与える。過湿に注意し、根腐れしないよう気を付ける。
冬季:冬は成長が鈍るため、水やりは控えめにする。
鉢植えでめいっぱい育てると、開花中は特に水切れしてしおれそうになるので、鉢皿にたっぷり水をためていたくらいです。
- 肥料
施肥:春から夏にかけての成長期に、2〜4週間ごとに液体肥料を与える。リン酸を好む肥料が鼻を促進する。
IBのチカラのような化成肥料を株元に与えていました。肥料も大切ですが夏以外は日当たりが良い場所だと球根がしっかり育ちます。
- 増やし方
分球:球根から増やすことができる。春に球根を掘り起こし、わけて植え直すことで新しいかぶを作ることができる。
地植えにするとどんどん増えるので、引き抜いて間引く必要があります。
- 病害虫
注意点:アブラムシやカイガラムシが発生することがあるため、定期的に葉の裏側をチェックし早めに対処する。
病気:過湿による根腐れに注意。水やりの頻度を調整し、風通しをよくすることが重要。
今のところ、虫がついたことはありません(たまたま、ラッキーだっただけかもしれません)
お手入れのポイント
- 葉の手入れ:枯れた葉や鼻はこまめに取り除くことで、見た目をよく保ち、病気の予防にもつながる。
- 冬越し:寒冷地では、冬季に室内に取り込むか、鉢ごと掘り上げて保存することが必要。
ガーデニングデザインに合わせて、引き抜いたり間引いたりする必要があります。
鉢植えの場合は、球根が増えて窮屈になると、土が盛り上がってくるので、混み合ったら植え替えると良いでしょう。

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